タイの稲作
生産量世界第6位、輸出量世界第1位

世界の米どころタイでは、平均気温28℃という暑い熱帯の気候を生かして一年中お米が栽培されています。
黄金色に実ったイネを収穫している横で、田植えされたばかりの緑のイネが風になびいていたり・・・。
タイでは、日本で見かけることのない風景を目にすることが出来ます。

タイで栽培されているお米は、日本のお米より細長いインディカ米です。タイでは全土で米作りがおこなわれ、南北に長い国土の各地域(北部,東北,中央平原,南部の4地域に分けられます)ごとに独自の特色があります。
タイのお米の総生産量は約2,000万トンで、世界第6位の生産量を誇ります。一方お米の輸出量は約900万トンで、世界第1位の座にあります。
これは他国に比べ人件費が低く、粗放農業なので手間がかからずコストが安かったから。そして何よりも、世界各国からのいろいろな需要に臨機に対応できるよう多様な品種を作ってきたためです。
タイの輸出用のお米は30種類近くもあり、最高級米とランクの低いお米とでは3倍程度の価格差があります。



お米の世界生産量

お米の生産量を示すグラフです。1位はダントツで中国。
6位のタイの生産量は中国の約15%。
全体からすれば、4%です。

お米の輸出量

生産量は世界6位でも、輸出量ではタイが堂々の1位。
一方、生産量で1位の中国は、タイの輸出量の約9%という数字になっています。
世界の人々に親しまれているタイのお米の波及力なのでしょう。