気になる方も多い?社名の由来や、
「お米の卸売」とはどんな事をするビジネスか、
木徳神糧の強みはなんなのか、
米穀事業以外にはどんな部門がどんなことをしているか、
簡単にご説明します。
私たちは木徳神糧(きとくしんりょう)です。
2022年に創業140年を迎えた、長い歴史のある企業です。
木徳神糧の社名は二つの会社が元になっています。
創業者の木村徳兵衛の名前を取った「木徳株式会社」と、神奈川県を中心に食糧を扱う「神糧物産株式会社」が2000年に合併し、木徳と神糧を合わせて今の社名「木徳神糧株式会社」になりました。

私たちのメインビジネスはグループ売上高の8割以上を占める米穀卸売業です。
お米の卸売とは、買ってきたお米をただ売るだけの商売ではありません。
私たちは、生産者の方が精魂込めて作ったお米を安全・安心な商品としてお客様にお届けしています。
大切なのは、お客様のニーズを理解すること。
スーパーマーケットに並ぶ商品として。
コンビニエンスストアなどで販売するお弁当やおにぎりの原料として。
レストランで使う食材として。
様々な用途にお米を使うお客様がいます。
私たちのお取引先は法人ですが、その先にはお米を食べる一人ひとりの消費者がいることを意識して、
お米を調達し、提案しています。

もう一つ大切なことは、精米工場での徹底した品質管理です。
仕入れるお米はほとんどが玄米。玄米は精米することで普段目にする白いお米になります。
私たちには、お客様が安心して食べられる安全な商品を提供する責任があります。
精米工場で行っているのは、玄米から糠を取り除く「精米」だけではありません。
実は、精米工場で行っている工程の多くは、お米から異物を取り除く「選別」と、品質に問題が無いかを確認する「検査」です。
今まで取り扱ってきたお米のデータ、培ってきた精米・選別の技術、そして食品安全マネジメントシステムを活用した品質管理によって、安全・安心・高品質な製品を送り出しています。
木徳神糧は、日本の食を支えるため、全国の生産者と協力し、あらゆるお客様からのさまざまなご要望に応え、自ら提案し続けることで成長してきました。
これからも私たちは、生産者の皆さまと協力し、消費者の皆さまへお米を中心とした食と暮らし、そしてお米の新しい価値やサービスを提供していきます。
当社の日本米の年間販売数量は約30万トン。
お茶碗にすると約44億杯分(当社調べ)のご飯になります。
米穀卸売業界ではトップクラスの規模です。
社名を知らない人でも、当社のおコメを食べているかもしれません。
全国広域に営業拠点と精米工場があり、お客様のニーズに対して迅速に対応できる体制を整えています。

また、お米を中心とした様々な事業を行い、豊富な製品を取り扱っています。
スーパーマーケット・コンビニエンスストア等で販売される家庭用のお米や、レストラン・食品メーカー向けの業務用のお米の精米と法人向けの販売を行い、日本の主食であるお米の流通を担っています。

たんぱく質調整米などの付加価値商品の開発・販売、製菓及び加工食品用米粉の製造、もち米・米粉の販売を行っています。




日本産米の海外への輸出をはじめ、タイ香り米(ジャスミンライス)などの輸入と日本国内での販売を行うほか、ベトナムの現地法人アンジメックス・キトクと協力し、ベトナムで生産したお米を海外の各国へ販売しています。

飼料事業部では、配合飼料メーカーや企業畜産へ米ぬかやふすまなどの糟糠類、輸入牧草などの飼料や飼料原料の販売を行っています。
また、畜産業の持続的な発展のため、精米工場から副産物として出る米ぬかや、飼料用米を最大限活用する循環型ビジネスを推進していきます。

小麦ふすま

乾牧草の輸入
衛生管理基準をクリアした全国の生産者と契約を行い、鮮度を重視した安全・安心な鶏卵商品をお届けしています。
また、お取引先である大手量販店様や外食チェーン店様からのご要望をもとに特殊卵、温泉玉子、ゆで卵などの鶏卵加工品や鶏肉加工品を開発し、全国へ販売しています。

売上高等の財務データ、従業員、拠点の数に加え、男女比率や平均年齢、平均有給休暇取得日数など、
数字で木徳神糧の特徴を掴んでみてください。

売上高(連結)
1,148億円
※2023年12月期

営業利益(連結)
20.61億円
※2023年12月期
セグメント別売上構成比(連結)
米穀事業
80.0%
飼料事業
8.7%
鶏卵事業
8.5%
食品事業
2.8%
※2023年12月期(「米穀事業」に海外事業、「食品事業」にコメ加工食品事業を含む)

拠点数
9拠点
※本支店と工場が同一の場合1でカウント

社員数
273人
※2023年度(臨時雇用者を除く)

男女比
男性
82%
女性
18%
※2023年度

平均年齢
41歳
※2023年度

年齢別構成比
1%
25%
15%
25%
33%
1%
※2023年度


平均勤続勤務年数
15.4年
※2023年度

月平均所定外労働時間
11.3時間
※2023年度

平均有給休暇取得日数
10.4日
※2023年度

育児休業取得率
男性
50%
女性
100%
※2023年度(対象者 男性6名、女性2名)

役員及び管理的地位にある者に
占める女性の割合
8.8%
(45名中4名)
※2023年度