タイ香り米ってどんなお米?
世界で愛される「タイ香り米」

“香り米”を一言で表現すると「世界版の魚沼コシヒカリ」といっても過言ではありません。

一般のタイ米と比べて高価なため、タイ国内消費は約20%。 残りの80%は世界中に輸出され、世界のマーケットにおいて最高級品種として、世界各地で多くの高級料理店に使用されているお米なんです。

タイ語(カオ・ホン・マリ/Khao Hom Mali)を訳し、「ジャスミンライス」の愛称で親しまれています。




「タイ香り米」が世界マーケットにデビューするまで

タイ“香り米”の故郷は、タイの中部にあるチャチューンサオ県(地図上に星印)のバンクラー町に起源を発するといわれています。

もともとは他のタイ米と比べて少ない収穫量だったために、地元の人々のあいだで細々と栽培されているだけでしたが、“香り米”の持つ自然の芳香に着目したタイ政府は、その真の価値を広めようと取組み始めたのです。

しかし“香り米”は塩分を含むやせた土地に自生していた在来種のため、どこででも栽培できるというものではありません。

増産しようとして普通のタイ米を作っている田んぼに植えても芳香が損なわれ、“香り米”として生長しませんでした。

再び“香り米”が好む環境をも研究し、さらに珍重されていた“香り米”の原種をより美味しく食べられるよう改良を重ねたことが実って、現在のように世界が認める“香り米”を生産することに成功しました。

現在タイではバンコクに近い中央平原、チャオプラヤ川の支流に育まれた北部、そして広大な平野の続く東北の3地域で“香り米”を栽培しています。

中でも東北地域のコラート高原で収穫される“香り米”は、他の産地と比較した場合その品質の良さと芳香の高さから優良産地米として評価されています。